上下階の移動1

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高齢期の住まいとしては、基本の生活部分が玄関のある1階にまとまっているのが理想です。しかし日本の住宅事情では、1階に居間と台所や洗面・浴室・トイレの水回り、2階が寝室と、上下に生活空間が分かれることが多いのです。そこで、日に何度も1階と2階を移動する必要が生じます。このような上下階の移動方法として、一般には階段を取りますが、そのほかに身体機能が低下してからは、階段昇降機や、階段と併設するエレベーターなどを使用する方法があります。それぞれの特性や経済性を把握し、万一のときの対応を考えておきましよう。
階段
足腰力弱ると、階段の上り下りが負担になり、転倒や転落などの事故が起きやすくなります。できるだけ楽に上り下りでき、また万一事故が起きても大事にならないよう、適切な階段幅や勾配を取るなど安全対策を万全にしてください。建てた後から変更することは不可能な場合が多く、できる場合でも大工事になります。気をつけてください。
形状
階段の形状としては、いくつかの形があります。平面の形状は普段の安全性とともに、将来機器を使う場合などを視野に入れて考えましょう。踏面の寸法も、途中で変わるのは危険です。やむを得ず回り階段にするときは、下の位置で回るように取ります。少なくとも3段続けた曲がりは避け、2段曲がりにしましょう。
業者は上手に使い分けましょう。その他の不動産関連情報は←こちらからどうぞ。
スペース・幅
階段は安全に上り下りしやすいよう、手すりを取りつけられる幅を確保しましょう。2階に将来ケアルームとなる部屋を取るときには、階段昇降機を設置できるスペースを確保することも考えられます。